【現役歯科医師が教える】自分の家族に保険治療の銀歯やプラスチック治療をオススメしない理由5選
- チャンネル なべみつ
- 1月5日
- 読了時間: 3分

【現役歯科医師が教える】自分の家族に保険治療の銀歯やプラスチック治療をオススメしない理由5選
歯科治療では、保険適用の銀歯やプラスチック治療が一般的です。しかし、現役歯科医師である私が、自分の家族にこれらの治療法をオススメしない理由があります。この記事では、その具体的な理由を5つ挙げ、読者の皆さんに考える材料を提供します。
1. 見た目が不自然で目立つ
保険治療で使用される銀歯やプラスチックは、自然な歯の色と質感に比べて不自然です。特に銀歯は金属特有の輝きが目立ち、笑った際に気になる方が多いです。
一方、プラスチック(レジン)は見た目が歯に近い色ですが、経年劣化により黄ばみや変色が発生します。特に前歯の場合、見た目の美しさを気にする人には大きなデメリットです。
2. 耐久性が低く、再治療のリスクが高い
銀歯やプラスチックは、耐久性においてセラミックやジルコニアと比べて劣ります。
銀歯のデメリット: 時間が経つにつれて金属が腐食し、周囲の歯に悪影響を及ぼす可能性があります。
プラスチックのデメリット: 硬度が低いため、噛む力が強い方や歯ぎしりをする方には向きません。
耐久性の低い素材を使うと、何度も治療が必要になり、長期的なコストや手間が増えるリスクがあります。
3. 歯や体への影響が懸念される
銀歯に使用される金属には、わずかですが水銀が含まれている場合があります。これが微量でも体内に蓄積すると、健康リスクを完全に否定することはできません。また、金属アレルギーを引き起こす可能性もあります。
プラスチックの場合、レジンには化学物質が含まれており、長期的に見ると口内環境への影響が懸念されることがあります。
4. 長期的なコストパフォーマンスが悪い
保険治療は初期費用が安価ですが、耐久性の低さや劣化による再治療の頻度を考えると、長期的には高くつくことがあります。セラミックやジルコニアといった自費治療は一度の費用が高額ですが、耐久性が高く、長期間使用できるため、トータルコストで考えるとお得です。
5. 精密な治療が難しい
保険治療では、費用や時間に制約があるため、精密な治療が難しい場合があります。例えば、銀歯は適合性が劣るため、隙間から細菌が侵入しやすく、虫歯の再発リスクが高まります。
一方、セラミックやジルコニアの治療では、マイクロスコープやデジタルスキャナーを用いた精密な治療が可能です。これにより、虫歯の再発リスクを大幅に減らせます。
まとめ
保険治療の銀歯やプラスチック治療には、見た目、耐久性、体への影響、コスト、精密性といった点で多くの課題があります。家族の健康や見た目を重視する私がオススメするのは、セラミックやジルコニアを使用した自費治療です。
初期費用はかかりますが、長期的には大きな満足感と安心感を得られるでしょう。治療を選ぶ際には、これらのポイントを参考にして、自分に合った治療法を選んでください。
東京都セラミック治療オススメ歯科医院ガイドでは、セラミック治療に精通している現役の歯科医師監修の元、東京都でのセラミック治療について知りたい方に向けて、セラミック治療の最新情報をお伝えしたり、東京都内のセラミック治療のオススメ歯科医院の紹介をしています。
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